| 俺流のテクニック&リグで新たなる釣りの世界を発見したい |
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| エピソード6:アイスジグの基本に立ち戻る |
数日前から続くまとまった雨は、またも私の釣行を阻止するかのように激しさを増していった。「行くのか?」。そう自分に問う。「当然」。またそう答える自分の心の声が自らの覇気を高める。ほんの数メートル先の車まで軒先から走って行くこともたじろぐような雨が、悪意に満ちているようにさえ感じてしまう午前2時。行くしかないのは言うまでもない。そしてそれについて釣れるのかどうかなど後の問題だった。時間に追われるテスターというアングラーはどんな状況でも可能性がある限りやらねばならないらしい(笑)。私も同族なのだと覚悟するだけ。 他にも問題はいくつもある。この状況だと説明するまでもないのだが。とにかく、なんとか車に乗り込み、山口は柳井方面へ向かった。 |
| ●デイゲームへ 目的地到着は午前4時、東の空が気持ち明るくなってきたかどうかというタイミング。道中で一時激しい雨に見舞われたが、到着するころには小雨程度になっていた。自身は昔から天気運に強く、晴れ男として自負するところもここまで来るとやはり疑う余地もなくなりそうで、縁かつぎやジンクスなどの信憑性がないことまでも信じてしまいそうになる。 今回選んだポイントは前回と同じ極めて小さな波止である。メバルのデイゲームでもこの時期は特にオフシーズンに入るため、魚の捕食エリアと潮の流れなどの好条件が揃う場所でしかなかなかお目にかかれなくなるのだが、ここはその条件が揃っているといえる数少ない夏場のデイメバルゲームスポットなのだ。 まだ暗いうちからタックルのセットに入る。まずは個人的に気に入っているアイスジグ改(パルスウェイブ)から様子を見ることにした。セッティングが完了するころには、まだ陽は昇らないまでもだいぶ明るくなってきていた。 ここでセレクトする重要なアイテムが偏光グラスだ。単に偏光グラスと言ってもその使用パターンと性能の違いは相当奥が深い。各個人の目にあった疲れ難い配色から天候や時間帯、そして陽射しの強さに差が出る季節の問題も考慮されるわけだ。一つでもあれば事足りる時もあるが、今回のレポートでは最も有効で、かつ大きく二つに分けた使い方として紹介したいと思う。 最初に私がセレクトした偏光グラスは、言わば朝マズメの薄暗い時間帯に使用するタイプでレンズ自体の色もそれを考慮した明るめの薄い色となっているタレックスのイーズグリーンである。フレームも個人の顔に合わせたデザインで組み合わせれるため、出来合いのモノより遥かに気に入った物が作れたりと、私の釣りのアイテムとしても絶対に欠かせない物になっている。 まず、薄暗い波止の際を覗くとベイトが結構入っているのが確認できた。実質、イーズグリーンの凄いところは通常(陽射しの強い日中)に使用する物に比べて最低でも朝1時間程早く仕様が可能と言える。これは朝マズメの特に有効な時間帯で釣果に更に差をつける特権だと言えるのはわかって頂けるだろう。特に今回のようなオフシーズンのメバルゲームとなると、よりバイトの可能性が高い時間帯を少しでも優位に組み立てる為には必要不可欠なのである。 ●アウトドアシーズンだけに、ぜひとも用意したい必須アイテム! |
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| 近年のサイトフィッシングシーンにおいて欠かせないアイテムといえば、偏光レンズだろう。なぜなら日中の水面に反射した光は、ターゲットを正確に捉えるのを邪魔するだけでなく、反射光による眼精疲労を引き起こすからだ。その反射光をカットし、さらに自然光の流入を減光することなく背景を明るく保つという、一見矛盾する現象を見事に実現してくれるのが偏光レンズなのである。まさに獲物を見て釣るサイトフィッシング&デイフィッシングには欠かせないマストアイテムといっていいだろう。しかし、偏光レンズの選び方、作られ方を知らない人もいるかと思われるので、簡単に紹介したいと思う。紹介するレンズは、数ある偏光レンズの中でも世界最高品質といわれるTALEXの偏光レンズだ。 >>glasses白島では偏光グラスが大量にラインナップ |
| ●実釣 話を戻し、私は静かに更に詳しく海中を探索する。海中に沈んだロープに生えた海藻がなびく向きやベイトの泳ぐ向きが丸見えだ。そして、メバルの影。それは予想だにしない水深の浅いエリアで確認できた。水深30~50Cmぐらいだろうか、波止のほぼ付け根の波打ち際に近い場所だったため、この時間帯だと肉眼ではまず発見できず見落としていただろう。 さっそく離れた場所から岸沿いにキャストし、スローリトリーブで表層を引くと一発で食ってきた。サイズは18㎝程だが、この時期の瀬戸内にしてはまずまずの型と言えるだろう。続けてキャストする。また一発で食ってくる。当然いるところを見つけて狙ってるわけだから釣れるのが当たり前なのだが、これが先に述べた釣果を分ける重要なことなのだと私は思う。 当日は大潮の満潮で、大きく潮が動くことが釣果を変えたかというと、それだけではない感じもした。潮位が高い=藻の群生した適度な水深のエリアを広く確保できるというのがこのエリアでは一つの要素であるように感じた。陽が昇るにつれメバルの魚影も深場へ落ちていくことにそう思ったのだが、結局大きな距離の移動は見られなかった。 そしてひとまずここで私はルアーをチェンジする。水深のある場所で、縦に伸びたメバルの群れを叩くにはアイスジグのスタンダードタイプが手返しも早く有効に使えるからだ。予想通りこれも違和感なく食ってきた。ルアーチェンジ後の一匹目のサイズは先ほどより小さかったが、この後に両型が連発する。先に書いたように、いる場所が分かっていれば尚更簡単なのだ。 ![]() |
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| ●アイスジグのおさらい ここではアイスジグの基本に戻った操作で捕獲していくのだが、もう一度おさらいとして、アイスジグの使い方と食わせ方について書いておこうと思う。 アイスジグというルアーは、上下にシャクることでフィンが水をかき、左右にスライドする動きを生むことで魚の興味を引かせるルアーである。気を付けないといけないのは、どこで食ってくるかというところである。実際に使ったことのあるアングラーはご存じだと思うが、跳ね上げた後のスライドフォールに移る瞬間にバイトしてくるのだ。 つまり、ジャーク後にルアー(アイスジグ)がスライドフォールに移る瞬間。ここで糸ふけ(ラインスラッグ)を作ってしまうとアタリが取れなくなり、キャッチできる数が減るのはもちろんのこと、早く見切られてしまう要因にも繋がるといえよう。 基本的に活性の高い時はシャクらずとも棒引きでも獲れるルアーであるが、それだけでは獲れる数も限られるので、一歩進んだ操作方法のコツとして、覚えておくといいだろう。具体的にどうやればいいのか? というと、トゥイッチでアイスジグを跳ねさせ過ぎないことだ。トゥイッチを入れた直後のアタリにアワセができるようにロッドを捌く。あとは意識して動かす(実戦)のみとなるが、これでフッキング率は上がるはず。 当然、キャストしてのアクションも同じやり方で通じる。この日もこの一部に気を付けるだけでこの日の釣果も楽しめた。順番にトレースラインを深くしたりジャークさせる幅をピンポイントでは気持ち多くしてみたり、工夫や小細工はあるが、魚さえいれば自ずと結果は出てくれる。後日、再度中潮の干潮時に試してみても大潮の時と手法は変えることなく結果が出せたというのも付け加えておきたい。 今回は2回の釣行で最大24cmを出すことができたが、実際には餌で口を使わないのにルアーには反応する、という状況もあるし、マッチザベイトやリアクションバイトの予測なども考慮すれば更に楽しめるのではないだろうかとも考えられる。 以上、基本的なアクションの中で一点だけ気をつけるポイントとして最後に紹介させてもらった。アイスジグは、今後、さらに新しい釣り方やアクションが発見されることも考えられる。一度ぜひ、試してみてはいかがだろうか。 |
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