俺流のテクニック&リグで新たなる釣りの世界を発見したい


エピソード8:アイスジグの使い方


秋のアイスジグ・テクニック
........................................................................................

 ここのところ台風や低気圧の前線による天候の不安定で釣りにも行けず、皆様はどのような休日(釣り)を過ごされておられるのか気になって仕方がない次第であります。
 私のプライベートフィッシングもやはりシーズンに合わせたターゲットに的を絞って釣行するわけだが、場所と潮の具合や時間帯によってはそうもいかない時がある。最近はさすがにメバルの影もなくなり、先月両型が出せたポイントでも今月は姿を見ることができなかった。もう少しすれば次のシーズンが始まろうという時期でもあるが、対象魚がメバルだけではないということも踏まえて、今回はこの時期にアイスジグを使用したゲームを私なりに展開しようと思う。

 アイスジグとはご存じのとおりトゥイッチングによりそれをダートアクションさせてバイトに持ち込むルアーの代表作だ。基本的な操作だけで魚をキャッチできる優れものであるが、単にトゥイッチさせると言っても、どの程度のピッチでどの位のリーリングを
行えばベストなのか? それについて、いろいろ疑問もあるアングラーもいるのでは? 簡単に言ってしまえば「馴れ」以外の何物でもないのだが、ここで、何パターンかの使用方法を紹介しようと思う。





ロッドの操作法
........................................................................................

 まず、防波堤などの際を垂直に攻める場合は、操作方法がわからずとも目視できるので感覚を掴むまで時間はかからないと思うのだが、今回はキャストでの操作方法について機械的ではあるが私なりの手法を書いてみる。

 釣行エリアはまたも山口県西部の周防大島方面。小潮の時でも潮の流れがよく、常に何かターゲットとなる魚が回遊している私のお気に入りのエリアとなっている。
 まずは港の防波堤を歩き、潮目やヨレができていたり、巻き返しのあるエリアを重点的に立ち位置を決める。この時、潮は左から右へゆっくり流れていると想定して話を進めると、私のように左ハンドルでロッドを扱われる方は、右手に海を見るように構える方がラインテンションをとりやすく、どんなルアーでも操作しやすいだろう。
 逆の流れの場合、構えも逆という風になるが、フィールドでは風もあれば流れの速さも関係してくるので、アタリをとりやすい角度で構えるということが大切になる。実際には個人の構え方にどうこう言うつもりはないので、アタリを取りやすい作法で構えるといい。

 次に必要なのは立ち位置の高さによるロッドの角度だ。足場が高ければ片膝を着く姿勢でロッドティップを下げる、立ち位置が低い時はティップを立てるという具合。これは水面より上を漂うラインが長いと風が絡み、スラッグを作ってしまうと小さなアタリを取り難いから。同時にアワセが遅れたり、魚に違和感を与えてバラす原因になってしまうからだ。
 また岸壁の足元等をバーチカルで攻める場合は、水面からの立ち位置の高さに関係なく水平か少しティップを下げ気味が私の経験上いい。
 ロッドティップの角度について重要なのは“ティップからどのくらいの角度でラインを引くか”だ。大半の竿は当然軽いルアーでも多少シナリますので、グリップから見て平均的な直線計測(目測)でおよそ50〜75度くらいを目安にするといいだろう。この位の角度が竿先の入りがよく、アタリも取りやすく、ロッドの反発力を抑えて魚に違和感を与えにくくできると感じている。



キャスティング&トゥイッチング
........................................................................................
 さて、ここからキャスティングとトゥイッチング。潮の流れを見てから、基本はアップキャスト。潮の流れてくる方へ流される距離を予想してポイントに落とし込むといい。そしてカウントダウンさせるのだが、底が砂ならボトムまで落としても引っ掛かからないが、岩や藻等がある場合はその上でアクションをかけ始めなければならない。
 実際に初めての場所では底の状況などわからないのでやってみるしかないのだが、ここで偏光グラスを利用してある程度予測ができることもある。はっきり見えずとも色や水中を漂う漂流物で近くになにがあるか予測するわけだ。



 話を戻すと、カウントダウンからのアクションだが、最初は一度大きくジャークさせてラインを巻き取る。余分な糸フケを取ってテンションを早めに張ってやるためだ。テンションを張れたらワンピッチでワンジャーク、もしくはワンピッチでツージャークのタイミングで引く(私は大体1秒に2回くらいのジャーク)。
 PEラインを使用される場合は、ラインの伸びも少ないのでキレのいいトゥイッチを小さく入れるだけで十分ダートしてくれる。ここでダートさせるのが基本ではあるが、幅の大きすぎるダートは逆効果だということを頭に入れておくといいだろう。ダートとダートの間に食わせるだけのほんの一瞬、魚が追いつけるタイミングを作ってあげることが大事なのである。
 なかなか思うように行かなくても、イメージできればそれほど難しくないだろう。慣れればダート幅を変えたり、ドリフトスライド等でも食わせることができるようになる。私とてそんなに毎日アイスジグばかり年中やってるわけではないが、それでも何か釣れている。ちなみに今回は表層でカマス、中層〜下層でアジとカサゴという感じだった。



 ざっと流すように書いてみたで解り辛いかもしれないが、アングラー個々が使っているタックルで扱いやすいように操作して頂ければ、それだけで楽しい釣りができると思う。
 まだまだいろんな要素を秘めたポイントで試したいとも思うし、カスタムも意外とバリエーションがあるようなので、皆さまも是非一度お試し下さいませ。


●タックル
ロッド:ウエダ/PRO4EX スーパースプリットショットスペシャル 74SL 08'モデル
リール:ダイワ/NEWルヴィアス 2506(スプール&ベアリングカスタムモデル)
ライン:ダイワ/月下美人 月の響 0.3号+シーガー グランドマックス 0.6号
ルアー:ラパラ/アイスジグ&アイスジグカスタム(パルスウェイブプロトタイプ)他
偏光グラス:オークリー/ジュリエット+タレックス トゥルービュースポーツ(シルバーミラーコート)
        Gサイト(グラシーズ白島オリジナル)+タレックス イーズグリーン(ブルーミラーコート)


■梶本 林宏(カジモト シゲヒロ)ラパラモニター、グラシーズ白島モニター
.....................................................................
幼い頃から捕獲(ハンティング)術を両親から叩き込まれる。ダンゴ虫集めに始まり昆虫、両生類、鳥類、爬虫類、哺乳類、鉱石(化石含む)と、あらゆる採取方法と勘を磨く上で最終的に未知なる水中の住人に興味を抱くようになる。友達と野良犬を引連れて野山を駆ける頃もあり、野良犬のボス呼ばわりされることも。NBCのバストーナメント等ほとんどの釣りを経験するが、鮎の友釣りと磯の餌釣りだけは全く経験を持たない。関西を中心に某ショップの専属トーナメンターのような位置付けとなり、参戦すると賞は取って来るものの、時間と資金のやり繰りで参戦日数とポイントが貯まらず頂点には届かず仕舞い。現在、会社の幹部の「秘密?」を知ってしまった報いとして大阪から広島に飛ばされ、中国地方を拠点に活動する、悲運でしたたかなトレジャーハンターである。


   Special Thanks!
 


 

file:///C:/Documents and Settings/Yoshiaki Ihara/デスクトップ/ANGLER'S WEB SITE/html/FISH!.gif
Copyright (C) 2007 OFFICE GENCO. All Rights Reserved.