●釣れるボートでシーバスを楽しもう!

 東京湾や大阪湾をはじめとしてにぎわいを見せるボートシーバスゲーム。近年、瀬戸内エリアでも広がりを見せはじめた。広い海の上での1匹の魚との出会い。ボートシーバスゲームの魅力といえば、オカッパリで行けないポイントやキャストしても届かない場所に行けるのが最大の利点であるが、ボートからやれば釣れるのは当たり前、と言う方もおられる。しかし、爆釣できるかどうかは、アングラー次第。そこで、今回は秋のボートシーバスの基本を紹介していきたいと思う。

 まず、ボートゲームを楽しむ際、最も重要になるのがベイトフィシュの存在だ。特にこの時期のキーになるのはカタクチイワシである。他には、コノシロ、サヨリ、ハゼ、シャコ、ヒイラギ、アジ等もシーバスのベイトとなる。これらがベイトとなる場合、河川の河口部、ベイエリア、漁港周り、島しょ部がポイントの選択肢となるが、なかでも一般的なのは河口部とベイエリアでのゲームである。




●タックルセレクト

 では河口部ゲームの際、どのようなタックルをセレクトすればいいのか。まずはロッド選択から。
 ボートゲームという性質上、6.6〜7.6ftの間でセレクトすれば問題ないだろう。私はカバー&ストラクチャー周りを攻める際は、ラパラXR66ESを使用している。6.6ftというレングスはピンポイントにキャストする際、とても使いやすい。そしてオープンエリアで一番使用頻度が高いのがXR76ESである。7.6ftの利点と言えば飛距離が出せるという点である。ナブラ撃ち等で、シーバスとの距離が遠い場合に特に有効である。
 この2本のロッド、実勢価格20000円以下でありながら、90cmUPのシーバスを相手にしても不安を感じさせないパワーを持っており、ビギナーからエキスパートまでおすすめできる。


■榎本茂プロデュース・ベイスペシャル シーバスロッド XR-series(ラパラ)

榎本スペシャル・レッドシャフトシリーズのコンセプトを引き継ぎながらもクラス最高のパフォーマンスを追求。黒銀のシックかつシャープなデザイン、そして風を切裂く振り抜きとスラッシュアクション。更にバスフィッシング感覚でシーバスゲームを楽しめるようにベイトキャスティングモデルも登場!


 続いてリール選択。ダイワ、もしくはシマノの2500番から3000番でセレクトすれば間違いない。私はダイワ、セルテート2500Rカスタムと2506フィネスカスタムを使用しているが、故障等のトラブルもなく信頼している。
 ラインに関しては、河口部では私はすべてPEラインを使用している。比較的飛距離が必要になる状況が多いため、細く強いPEラインは強い味方となる。私はラパラのチタニウムブレイド0.6号か0.8号、サンラインのキャストアウェイPE1号を好んで使用しており絶対の信頼を寄せている。ショックリーダーは16lbから25lbをシーバスのサイズ、シュチューション別にセレクトするとよいだろう。わたしはバリバスVEPの20lbと22lbを使用しているが、シーバス相手では1度もリーダーをブレイクされた記憶がない。
 最後にフック。オーナーのST-46をメインで使用しているが、今の所不満を感じたことがない。


●アプローチ1:河口部

 河口部であれば必ずミオ筋やブレイク、橋脚や中洲等が存在するはずである。それに上げ潮の流れ、下げ潮の流れが絡みヨレや潮目を形成する場所がベイトが回遊または定位する場所である。それらの場所には活性の高いシーバスがいる可能性が高い。
 使用するルアーはマズメ時であれば、ジップベイツのフェイキードッグソルティーを始めとするペンシルベイト。例えばデュオのP85、ラパラのTWR-8等のシンキングペンシルですばやくチェックするといい。これら表層系で反応がなければ、デュオのタイドミノーCD75、ラパラのCD9、ストームのBOOTS90等のミノーで食わせに入る。
 デイゲームの際はクルクル、シルバーリップ等のテールスピンジグ。ローリングベイトやZBLバイブでボトムから水面までチェックし、シーバスのレンジが比較的上ならば、上記のルアーで水面付近を攻め直すといいだろう。ただし、活性の高いシーバスに遭遇できてもルアーのレンジ、巻くスピードが合っていなければ、バイトのみで終わるという経験を何度もしているので注意したい。


●アプローチ2:ベイエリアでのシーバス

 河ベイエリアで私がメインに使用するロッドはラパラXR66ESである。6.6ftであればバースや岸壁のピンポイントに大変アプローチしやすく、オープンウォーターで不意のボイルにも対応できるといった利点がある。またベイエリアで比較的使用頻度の高いシンキングミノー、バイブレーション、テールスピンジグのローテーションを1本でカバーできるのもうれしい。
 ラインは接近戦が多いので、ラパラロングキャストの8〜10lb。トラブルも少なく耐磨耗性に優れたナイロンラインである。リーダーはバリバスVEPの22lbで問題ない。


●ポイント

 ボートゲームでは基本に忠実に、バース周り、岸壁沿い、岸壁のコーナー、停泊船、桟橋、テトラ帯を攻めるといい。キモは必ず生きた潮が当たる場所であるということである。それにベイトが確認できれば、確実にシーバスが周囲にいると思っていいだろう。あとは、どう食わせるか? が肝心である。
 私はまず、サーチベイトとしてただ引きでラパラCD9を使用する。これ1つで通しても構わないが、ミスバイトやチェイスのみで終わるシーバスには、ラパラXR−8、10の出番である。別名スラッシュベイトと言われるこのルアーはロッドをツンツンッとあおり、リアクションバイトを誘発するのに非常に効果的である。たいしてやる気のないシーバスも、これには思わずバイトしてしまうというすごいルアーである。




●ルール&マナー

 最後にボートゲームのルールとマナーを紹介したい。まず、ボートに乗船する際は必ずライフベスト、ポーチ等を着用していただきたい。命あっての楽しい釣りである。金額にして20000円前後だが、命が救われる確立が非常に高くなるのであれば安い物である。
 また、キャップと偏向グラスもフックや紫外線の脅威から身体を守ってくれる。便利な小物類はプライヤーやフィッシュホルダー等。ルアーのフックが付いたまま暴れるシーバスはご想像どうり大変危険である。
 マナー面では当たり前だがポイ捨ては厳禁である。自分達の遊び場を守ると言った面でも協力していただきたい。また、漁場がある場合、漁師とのトラブルを回避するためにも、事前に釣りができるか情報収集をしたうえでの釣行をお願いしたい。もちろん、湾岸では航路を妨げないことも同様である。
 それでは、これらを参考にみなさんも興奮度満点のシーバスライブを経験していただきたい。



 

ボートゲームというとサイズが物足らないイメージがあるが、瀬戸内ではランカーラッシュになることもめずらしくない

 
 

流行のBOOTSにバイトしたレギュラーサイズ

 
 

チタニウムブレイドは細くて強く、感度が良いなど優れた機能がある反面、結束や根ズレなどに問題があったPEラインに、ラパラが出した答えは最先端マテリアルのスペクトラヤーンとナノテクノロジー応用の微粒子チタンコートの融合。PEの持つ優れた特徴をさらに進化させ、ナイロンライン並の扱いやすさを両立させている。細かなアタリを取って「乗せる」釣りで根ズレに強く、低伸度で感度と飛距離が向上

 
 

友人もご覧の釣果!

 
 

河口部ではインビジブルカバーが多く存在するので、あらゆるパターンを試したい

 
 

コノシロパターンの時はラパラのTWR-8

 
 

ベイアエリアではピンポイント攻略!

 
 

ベイエリアの釣果アップはキャスタビリティ

 
 

ビッグチヌも狙い放題!

 
 

ボートゲームで熱くなれ!

 

■献上 真也(ラパラモニター)

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