●100cmまであとわずかのスーパーランカー!

 2007年、みなさんはどのようなスタートで釣行をはじめただろうか。まだ初釣りをしていない人、年明けからガツガツ釣行に行っている人など、いろいろいるかと思うが、ちなみに私はガツガツタイプ。
 さて今回は1月16〜17日にかけて、山口県岩国市の門前川&今津川に出掛けてみた。この河川を下げ潮と上げ潮の両方の潮回りで狙ってみることにした。

 16日。仕事を終え、急いでポイントの門前川河口に車を走らせるが、車のフロントガラスにポツリポツリと雨が降り出す。私がポイント近くの港に着いた時には、さらに勢いよく雨は降り出し、今からの釣行を邪魔するような降り方であった。雨のなか準備を済ませポイントに向かう。河川の状態はというと、岸から数えて2本目の橋脚までウェーディングが可能な状態。タイミング的には、なんとか間に合ったかなと言う感じであった。しかし、河川に入って一番に感じたことは、ベイトの姿が全く見えないということ。前日も釣行をしてこのポイントでは釣果がなく、もしかして連続の外しかと思いながらキャストを開始することにした。

 この日は下げ潮が良く効いているため、橋脚2本目奥の上流までウェーディングで入る。まずはダウンキャストではなく、アップキャストで橋脚4本目の明暗から際で、ルアーがアクションをはじめるように我慢をしながら流す。しかし、ピンポイントで狙ってもシーバスからの反応はなく、その後いろいろ試して見たのだが、アタリすら取ることができないまま、上げ潮狙いの「今津川河口」に移動することにした。

 ポイントに着いて、少し歩きながら河川の状態を見てみる。すると門前川とは違い、イワシやイナ、コノシロと、数多くのベイトが確認できた。これは確実にキャッチできるなと確信し、ラインシステムを組み直し完璧な状態で挑む。上げ潮も徐々に入りはじめ、導水堤のベストな水位になったのを確認し、先端からキャストをはじめる。
 まずグース125F → テリフ →ザブラシステムミノー139Fシャロー → TJフララ → ザブラシステムミノー139Fとローテーションでキャストを繰り返してみる。
 そうこうするうちに、小降りになりかけていた雨が勢いよく降り出し、込み潮で河川の中央にできていた潮目が、浮かび上がるようにハッキリと見えた。潮位から考えてこのタイミングで出ないと難しいと思った瞬間、ロッドに小さなアタリが伝わってきた。瞬時にフッキングして流れに乗せないようにシーバスを取り込む! しかし、テールフックが1本だけ口に掛かっている状態。これはまずいと思った瞬間、エラ洗い一発でシーバスは、流れに乗って姿を消していった…。推定だが、80cmはあったな〜とルアーを見ながら呟く。しかし今の1匹で終わりではない。次ぎの1匹に備えて気持ちを入れ替えキャストを開始する。

 バイトのあったルアーの水深が20〜30cm前後でフックの掛かりが悪いため、水深を少し下げ40〜50cmの攻略ルアー、ザブラシステムミノー139Fを流芯の奥にキャストする。そしてルアーが流芯から出た瞬間、「ドン!」とロッドが持って行かれそうなアタリが伝わってきた! 確実に掛けたいため、2回程フッキングを叩き込む。掛けた瞬間流れに乗られたなと思うほど重く感じた。
 しかし、よく見るとラインの走りは、流れとは逆に河口に走っているではないか。ドラグが悲鳴を上げながらラインがジリ、ジリッと出ていく。これはデカい。BLACKRIDE86MLを豪快に曲げてくれる。寄せては走りを何回か繰り返し、ランディングする場所にシーバスを誘導する。釣行前にランディングする場所を決めていたため、シーバスを誘導してからはスムーズにキャッチすることができた。時間にして2〜3分ほどなのだが、久々に鳥肌が立つようなファイトを楽しめた。水面から姿を現したシーバスは、95cmのランカーであった。
 その後、写真を数枚撮り、タグ「NoJG―45644」を打ち、体力が回復したのを確認してリリースした。そして、イナに着いているシーバス相手にライトタックルで遊び納竿とした。

 今回の釣行は一晩中雨の中での釣行で体力的にかなり厳しかったのだが、それなりの釣果が出たのでよかったと思う。今年もザブラシステムミノー139F、どれだけのランカーに出会わせてくれるだろか楽しみである。




●ヒット“ランカー”ルアー

 私が主にザブラシステムミノー139Fを使用する場面は、まずシーバスにプレッシャーをあまり掛けたくない時! 流れの中でのヨレや潮目の境目などシーバスをここで出したいと思う時には必ず使用している。ルアー自体オーバーアピールではなく、シーバスにさりげなくアピール伝える感じで、そのアクションは、ローリングアクションをベースとし蛇行軌跡を描くのだが、この姿が弱ったベイトそのものだと思っている。またタイトなウォーブリングを複合的に発生させることによって、シーバスに絶妙なアピールを伝えているのだ。流れのヨレ・潮目の境など、小さな水の変化にルアーが差し掛かると、サイドフラッシュデザインが活躍し、シーバスに捕食のスイッチをONにする力があるルアーなのである。


●釣行データ

●釣行日:1月16日〜17日  天候:晴れ  潮汐:中潮

●ポイント:山口県岩国市・今津川河口

●タックル SWELLS/BLACK―RIDE86ML
        リール:ダイワ/CERTATE3000
        ライン:ラパラ/TITANIUM BRAID1.5号
        ルアー:ジップベイツ/ザブラシステムミノー139F




●ZBLシステムミノー139F/ジップベイツ

■大型のベイトを捕食するランカーシーバスに!!



ZBLシステムミノー139Fが目指したアクションはまさにこのフレーズ。オーバーアピールを避けた食わせのローリングアクションをベースとしながら、蛇行軌跡を描きながらのタイトなウォブリングを複合発生。ロールのみのアピール不足を解消し、その存在感をさりげなくターゲットに伝える独特のアクションです。さらに、流れのヨレや潮目ではサイドフラッシュデザインが働き「ギラッ」と艶かしく反射し、ヒットのタイミングを作りだします。

>>LURE IMPRESSION & FISHING
ZBLシステムミノー139F実釣レポート!/神村 達矢



 

実績の高い今津川河口。数々のランカーフィッシュを排出している

 
 

数種類のベイトフィッシュが確認できた

 
 

ローテションの核となるジップベイツのZBLシステムミノー139F

 
 

バイトレンジを修正しながらキャスト…

 
 

バイト&ヒット! 姿を現したのは…

 
 

95cmのスーパーランカー!

 
 

ここで出したい! という時に釣果をもたらしてくれるZBLシステムミノー139F

 
 

コンデョションも最高の1匹!

 
 

計測後、タグを打ってやさしくリリース

 

■プロフィール/神村達矢
GENCO契約ジップベイツモニター

志波洲庵OSD.2005.第1戦、2006、第3戦で個人優勝を果たす。一年を通してランカーを常に追い求め、シーバスを叩き出すアングラー

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