●炸裂98cmシーバスGET!

 気温は高いがまだ2月、シーバスアングラーにとって、数釣りを狙うには少し厳しい時期、なら数が釣れないのなら一発狙い! そうランカーだけを狙ってみようと2月は釣行を重ねてみた。
 しかし現実は甘くない、釣行に行ってはアタリが一度もない日もあった。たまには気分転換で違うターゲットを狙ってみたりもしたが…。やはり、私はどの魚種よりもシーバスが大好きなのだろう。フィールドで握っている手には、シーバスロッド、そして信頼できるルアーをボックスに入れ、自分自身を信じながらキャストを繰り返していた。その気持ちがシーバスに通じたのか、それとも少し成長をしたのだろうか? そこで2月23日の、私の記憶に熱く残った釣行をレポートしてみたい。まず最初にどのようにして、このポイントにたどり着いたのかを説明してみたいと思う。



 私がランカークラスを狙う時、特に考えていることがある。それは「地形」だ! それ以外にも必要なポイントはたくさんあるが、私の場合、ランカーを狙うに関しては地形を軸に考えて釣行している。特にランカーサイズのシーバスとなると、他のシーバスよりもさらにベイトを効率良く体力を使わずに捕食し、その巨大な体を隠すことができる、ピンポイントの地形に着いていると考えている。そのようなポイントを選択し、今どのようなベイトが着いているのかを確認する。
 そして、あとは、どのような「潮・潮位・風向き」などがよいのかを釣行で探して行けば、ランカーをキャッチできる可能性が高くなると思う。

 釣行当日(小潮)、ポイントに選んだのは今津川の河口(導水堤)。今年1月に紹介したポイントだが違う所が少しある。おそらく通っている人ならわかるかと思うが、今津港周辺から河口に掛けて、船道の土砂を掘り起こす工事が1カ月前に行われていた。
 そのため、それまで釣れていたシーバスやチヌなどが、全く釣れなくなった時もあった。例年なら2月後半となると上げ潮狙いでの釣行をするのだが、連日の釣行でその考えも変わってしまった。下げ潮での釣行をするにあたって、このポイントの地形がランカーをストックさせる力を持っているのではと考えた。実は前日の釣行で釣果を手にしている。偶然なのか? それとも私の考えが的中しての釣果なのか? その要因も調べたかった。
 しかし、天候は良くないみたいだ。強い横降りの雨の中、風がなかったら違うのにと思いなから待っていると、雨が止み風も吹かなくなった。最悪から最高の状態になっていく。潮位の低い時にでも、掘り起こしたポイントは見えないが、中洲側と岸側からどのように、地形が変わっているのかをチェックしていたので、ルアーをどのように流すかを頭の中に入れていた。

 徐々に潮位が下がることで、潮目が手前に近づいて来る。その潮目にルアーが遠投で届く距離になった。そこでZBLスライドスイムミノーをキャストしてみる。前日もフローティングミノー系のルアーよりも、シンキング系のルアーの方が、アタリが多かった。
ルアーが着水してからラインスラッグを取り、タダ巻きで潮目のラインを通してみる。徐々にルアーの引き抵抗が重くなる、潮目からルアーが抜け、中洲からの緩やかな傾斜+導水堤からの流れのヨレ+そして掘り起こしたポイントが、重なるスポットに差し掛かると、ロットに「ドン!」。まさにこの感触! ルアーが確実に掛かっていると信じファイトするが、なかなか上がってこない。ポンピングで浮かそうとするがそれもできない! 今まで体験したことがない状況である。
 しかし、不思議なぐらい冷静であった、豪快にファイトしたらキャッチできないと直感的に思った。時間を掛けて流れに乗せないように寄せる。手前の石積で走られたら最後、自分自身にチャンスは1回だと言い聞かせ、水面に巨大なシーバスを寄せる。すかさず胸からボガを外し、シーバスの口元にロック! そのまま一気に抜き上げキャッチ成功!



 サイズは自己新記録の98cm。重さは15lbオーバーだった。正確に測りたかったが、シーバスの体力がやばいと思い我慢する。シーバスの口に入り込んでいた、ZBLスライドスイムミノーを見て、ラインブレイクしなくて良かったと本当に思った。
 その後、シーバスの体力を見て流れのある場所でリリースをする。まだ興奮の続いている状態の中、信じて使っていたタックルを眺めながら朝を迎えた。徐々に港から、漁船が次々と出て行くその様子を見ながら、この日の釣行を納竿とした。


●釣行データ

●釣行日:2月23日  天候:雨のち曇り  潮汐:小潮

●ポイント:山口県岩国市・今津川河口

●タックル ロッド:SWELLS/BLACK-RIDE 86ML
        リール:ダイワ/CERTATE3000
        ライン:ラパラ/TITANIUM BRAID 1.5号
        ジップベイツ/ZBLザブラスライドスイムミノー

●レポート:神村 達矢(GENCO契約ジップベイツモニター) Weblog:・CAST & BITE


●ZBLザブラ・スライドスイムミノー85S/ジップベイツ



ザブラ・スライドミノーはアクションバランスを徹底的に解析し、さまざまなメソッドに対応するマルチファンクションシンキングペンシルベイトです。独自の重心移動システムを搭載したことにより、85mmというサイズながら驚異の飛距離獲得。遠方で不意に発生するボイル攻略にも最適のキャスタビリティーを誇ります。ただ巻き、トゥイッチング、引き波攻略、高速リトリーブなど状況に合わせた攻略を思いのままに行えます。

サイズ : 85mm  ウエイト : 13.5g  タイプ : シンキングペンシル


 

ポイントは今津川河口。キーワードは地形

 
 

変化に地形でテクニカルなポイントだ

 
 

遠投性能が優れたZBLスライドスイムミノー

 
 

「潮・潮位・風向き」を考えてモンスターを待つ

 
 

ルアーが小さく見えるビッグマウスをキャッチ

 
 

2cm足りないがランカー超えのモンスター

 
 

あらためてその頭の大きさでサイズを実感

 
 

自己新記録を更新することができた

 

■プロフィール/神村達矢
GENCO契約ジップベイツモニター
志波洲庵OSD.2005.第1戦、2006、第3戦で個人優勝を果たす。一年を通してランカーを常に追い求め、シーバスを叩き出すアングラー

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