●パームス/NEWサーフスターに注目!

 シルバーブランクスのサーフスターが登場してから10年近くなる。その間、サーフスターはSWショアゲームの様々なシーンやターゲットに幅広く対応するためにアローズへと進化し、多くアングラーの信頼を掴んできた。ゲームの楽しさの広がりを求めてきたパームスから2006年の秋に新たなサーフスターがリリースされた。このシリーズはサーフスター誕生の原点とも言えるシーバスに的を絞り、コセプトを一から見直した全く新しいロッドとなっている。


●サーフスターのコンセプトとは…

・サーフや干潟でのシーバスゲームにおいて、常に快適であること。
・キャスティングからランディングに至るまで、その操作性に一切の妥協がないこと。
・1オンスクラスのルアーが必要な場面で、それを確実に振りきることができること。。

NEWサーフスターシリーズ
Real Aggressive Spinning Models
■SSS−86
■SSS−96
■SSS−106
■SSS−116
■SSS−156
Strategic Fine Spinning Models
■SSS−76SP
■SSS−83SP
■SSS−93SP

 以上、2モデル8種類が用意され多様なシーバスシーンに対応可能である。各ロッドのスペックについてはアングラーズリパブリックのWEBサイトでチェックできる。

 今回はStrategic Fine Spinning ModelsのSSS−83SPを紹介したいと思うが、本題に入る前に少しだけシーバスロッドについて私の考えを述べたいと思う。
 シーバスゲームに使用する各アイテムの中でも、ロッドが占める重要性の割合は大きく、ロッドの良し悪しがゲームを左右するといっても過言ではない。私が思う理想のシーバスロッドの条件とは次の通りだ。

【軽量なこと】
・軽いロッドといっても単にカタログの記載されている重量の事ではなく、リールをセットした時に持ち重りが無く長時間使用しても疲れない。

【軽快にキャスティングできること】
・振りぬけが良く、気持ちよく飛距離が出せる。
・投げるだけでも楽しめる。

【キャスト時のトラブルが少ないこと】 
・PEを使用してもガイド絡みを起こしにくいもの。

【幅広く多くのルアーに対応できること】
・小型ルアーから大型ルアーまでストレスなくキャスト可能であること。
・トゥイッチ、ジャークなどのアクションにキレが出せること。

【感度が高いこと】
・ロッドは水流の強弱やボトムの状況などの情報がしっかりと手元に伝わるもの。
・小さなアタリも逃さない。

【フックアップさせやすいこと】
・太軸フックもしっかりと貫通させられる。

【ファイト時にシーバスに主導権を与えず、素早くランディングに持ち込めること】
・魚の走りに追従するしなやかさと、パワーを備えていること。

【作り手の考えが明確に伝わること】
・コンセプトを理解することで能力を100%引き出せる。

 挙げればきりがないが、これらが一つでも足らないと集中力が持続できなかったり、変化する状況に対応したルアーローテーションが組めなかったり、ヒットさせた魚に無駄にダメージを与えるなどの弊害が出る。魚をヒットさせてからを重視すればスローテーパーになるし、キャスティングやルアーアクションを重視すればファーストテーパーなものになる。キャスティングからランディングに至るまで、すべての動作において高い性能を持ち合わせているものが理想のロッドといえる。どちらかの性能に長けたロッドは多いが、全ての性能に長けたロッドは世の中に少ないのが現状だ。しかも、シーバスロッドは単にシーバスを釣り上げるための道具ではなく、楽しむという要素が含まれていることも非常に重要であると私は思う。




●パームス/NEWサーフスターSSS-83SP

 では本題に戻りNEWサーフスターSSS−83SPがどんなロッドなのか私の使用感をまじえて紹介したいと思う。
 このロッドは干潟、河川、港湾部など様々なフィールドに対応できるオールラウンドなモデルで、以前のサーフスターシリーズに比べ張りと粘りが強くされ、キャスト性能に磨きがかけられ、繊細なティップと考え抜かれたガイドバランスにより感度も増しており、僅かなアタリでもフックアップ持ち込める。2ピースの逆並継ぎで、スムーズなパワー伝達と強度が確保されている。特に継ぎ部分はフィット性に優れたノンペイントフェルールになっており、ゲーム中に緩むこともほとんどない。さらにトップガイドにはMSNT、#1,2ガイドにLDBSGが採用されており、PEユーザーには嬉しい心遣いが施されている。実際に横風時に実釣したが、ガイドに絡み付くなどのトラブルは全くでなかった(その他はシングルフットチタンフレームSicガイドなのでナイロン、PEどちらにも対応可能)。
 テーパーはキャスト、ファイト、ルアー操作の全てにおいてバランスのよいレギュラーファーストに設計されており、ロッドパワーについてもランカーに対して強すぎず、弱すぎない絶妙な設定で、シーバスとの駆け引きを存分に楽しみながら短時間で確実にキャッチに持ち込むことができる。シーバスを知り尽くしているパームスだからこそできる設定であろう。
ウェーディングゲームにおいても8.3ftというレングスから、深く立ち込んでもストレスなく降り抜くことができ、今まで届かなかったエリアにもルアーを送り込むことが可能だ。間違いなくクラス最高レベルのキャスト性能であると思う。




●デュオのルアーとの相性は最高

 適合ルアーウエイト表示は10〜20gとなっているので、12〜14cmのスリム系がベストマッチであるが、実際はもっと上下の幅は広く1オンスくらいまでは十分にキャスト可能なので、大きなベイトをシーバスが狙っている場合にもチャンスを逃すことはないだろう(表示以上のルアーをキャストするのは破損防止の観点から注意が必要)。デュオで言えば、タイドミノーSURF120、135、スリム120、140、LDシリーズ、テリフシリーズ、ベイルーフシリーズなど様々なルアーとマッチし、それぞれのポテンシャルを100%引き出すことができる。当然、タイドバイブやSO−Vなどのバイブレーションとの相性もよく、持ち前の感度からフォール中のバイトも逃すことなく確実に拾うことができるだろう。特にトゥイッチやジャークなどの操作性が抜群で、ヘルテック105などに対し非常にクイックでキレのあるアクションを与えることができた。



 みなさんも釣具店などで実際にNEWサーフスター触れてみてほしい。手にした瞬間にパームスのコンセプトが伝わると思う。
 これから山陰地区も本格的なシーバスシーズンに突入する。私は今シーズンもNEWサーフスターで多くのシーバスに出会い、シーバスゲームを思いっ切り楽しもうと考えている。NEWサーフスター83SPは、シーバスゲームを思いっ切り楽しみたいアングラーに超オススメの1本です。


●Tide Minnow LD/ デュオ


美しき磯のヒラスズキをメインターゲットに開発されたLDモデル。ウエイトをスローシンキングに設定しボディを高比重化することでキャスト性能の向上はもとより、水に絡み易くなりウネリやサラシの中でもバランスを崩さないアクションレスポンスを備えました。吹き付ける向かい風を縫ってピンポイントを打ち抜き、複雑な磯際の流れの中で狙ったコースを確実にトレース可能です。

TM105LD 105mm 15g ST46 #4 ¥1,785 / TM120LD 120mm 23g ST46 #2 ¥1,995




 

クラス最高レベルのキャスト性能を誇るNEWサーフスター

 
 

その実力は獲物をかけたらわかる!

 
 

干潟をはじめ、多くのフィールドにマッチするレングスとパワーを備えたモデル

 
 

ライントラブルを軽減するMSNTトップガイド

 
 

LDBSGガイド

 
 

ノンペイントフェルール

 
 

きれいななカーブを描いてヒットに対応

 
 

ノンストレスでファイトを楽しめる

 
 

短時間で確実にキャッチに持ち込める

 
 

魚の走りに追従するしなやかさ

 
 

タイドミノーLDをバックリ

 
 

タイドミノースリムでの釣果

 
 

軽いロッドで長時間使用しても疲れない

 
 

こちらはタイドミノーサーフでの釣果

 
 

太軸フックもしっかりと貫通

 

■浜田 恭/プロフィール
GENCO契約デュオモニター
シーバスはもとよりSWゲーム全般、そしてサクラマスをはじめとするトラウトゲームでも実績を残す、山陰のエキスパートアングラー

file:///C:/Documents and Settings/Yoshiaki Ihara/デスクトップ/ANGLER'S WEB SITE/html/FISH!.gif
Copyright (C) 2007 OFFICE GENCO. All Rights Reserved.