●RYOMA、いよいよ登場!

 今回紹介したいルアーは、皆さんもご存知の「ジップベイツ」&「アロウズ」この二社のコラボ、そしてアングラー「友草清一氏」の釣果から導き出された、さまざまな経験などを形にして作り上げられたルアー「RYOMA」の紹介と、釣行でのルアーの感想を紹介したいと思う。



 私自身このRYOMAの開発のことを知った時から楽しみにしていた一人で、発売前にルアーを一度だけ手にしたことがある。その時の感想が「使いたい!」と言う言葉がふと出てしまう程の衝撃であった。なぜなら自分が通っているポイントの中で、どうしても釣果を出すことができないピンポイントや、シーバスはいるのに口を使ってくれない場面などが数ある、そのような時にこの「RYOMA」ならシーバスを必ずキャッチし、導いてくれると確信したからだ。現に釣行ではその答えをRYOMAが、私に教えてくれている。

●About RYOMA

【サイズ】 ルアーのサイズは全長で130mm、サイズ的には大き過ぎず、小さ過ぎずといったところであるが、ランカーサイズのシーバスが、ベイトにしているサイズと捕食しやすいサイズを考えるとベストサイズである。

【ウエイト】 ウエイトの重さは21gと少し重たいのではと、思う人がいるかも知れない。しかし、実際私がルアーをフルキャストした時に、ロッドに掛かる重さは全く違和感無く、ロッドを気持ち良く振り抜く事が出来るウエイトになっていると感じた。

【カラー】 ルアーのカラーは全部で「イワシ・コノシロ・アカキン・レッドヘッド・キビナゴ・ゴールドチャート・ステインブラック・シースルーイエロー・TS/MR・多摩川ボラ・カタクチ・暗鰯」の全12種類となっている。
 今現在河川のシーバスのメインベイトのカラーから、ナイトゲームの定番のカラー、フィールドに濁りが入っている時に強いカラーと様々なシーンに対応できるようになっている。11月になれば店頭にまだ出ていないカラーも出ますのでチェックだ。

【アクション】 ルアー自体のアクションは、スーパーシャローに対応した水面直下を攻略するようになっており、ローリングベースのウォーブリングで、ルアーが棒にならず、泳ぎすぎないようになっている。ルアーがシーバスなどのターゲットに与えるアピールはまさに、食わせ系のルアーといっていいだろう。

【ボディー・ルアー内部】 いろいろ説明をして来たが、私が一番この「RYOMA」で、他のルアーと違うところはなにかというと、ボディー全体だと答えます。なぜならルアー内部の構造はジップベイツの「マグドライブ」が埋め込まれているため、キャスト時はメインウエイトが確実にシャフトドライブすることによって、ルアー自体の飛距離が高められている。またルアーが水面に着水し、スイミング開始にはウエイトが確実に磁着固定されることによって、アクションに無駄がなく、さらにウエイトの無音化の効果で、ターゲットの魚を自然とバイトまで持ち込ませる力があると思っている。

【ルアー表面】 そのマグドライブを包み込むように装着されているのが、アロウズの「シリコンマテリアル」で、シリコンだからこそ出すことができる軟らかい波動、そしてスイミング時ルアーから出る波動は、ベイトフィシュが発生させる音と近いものになり、マグドライブの無音化とフックとボディーの接触による音も、シリコンボディーで低減され、いままで見切られていたターゲットをバイトまで持ち込ませることが可能になった。
 ルアーヘッド部分はスイミング時、水流を一番受ける部分も中心ボディーがなく、完全シリコンで作られている。ノーズ部分のフィンは小さいが必要な水流は確実に掴み、フィールドなどによっては過剰に水圧が掛かる場合、フィンが曲がって水圧を逃がすようになっている。
 このように現代における最高の素材と究極の技術で作られたのが、シリコンハイブリッドルアー「RYOMA」なのだ。

●実釣で89cmをキャッチ!!

 10月中旬、さっそくRYOMAをタックルボックスに入れ、河川河口で釣行をしてみた。今回の狙いとしては、上げ潮でのランカー狙いが目的、そしてもちろんヒットルアーはRYOMAなら最高だなと考えていたのだが、河川の様子は全くベイトの気配を感じる事が出来ない災厄な状態で、1週間前からベイトの気配が薄い状態が続いていた。

 込み潮が徐々に効き始め、潮位も段々と高くなって来た時、河川中央付近で僅かなベイトの波紋が見えた。しかし潮位が高くなったため、キャスト位置がうしろになったことにより、遠投の可能なルアーそして、ベイトのレンジが表層付近に固まっていると判断し、RYOMAを選んだ。ロッドを気持ちよく振り切る瞬間、ルアーのウエイトが確実に後方に移動しているのが分かるぐらい飛んで行く。ルアーが水面に着水した瞬間、私は一度ラインを張りウエイトを確実に前方に移動させる。それによってルアー自体の性能を少しでも早く使いたいからだ。



 ルアーを数回キャストし、表層付近もリトリーブのスピードを変えながら探ってみた。しかし、シーバスからの反応はない。もしかしたら僅かなレンジの差で、バイトまで持ち込めないのだと考えた。RYOMA自体サスペンドからスローシンキング(塩分濃度にて変動)となっているため、ルアーを遠投しピンポイント手前までテンションを張りながら流す。シーバスが潜んでいると思われるピンで、ラインのテンションをフリーに一瞬させる。するとルアーは僅かだがテンションが効いているレンジより僅かに下がる。その瞬間強烈なアタリがロッドに伝わって来た。慎重にランディングしキャッチ出来たシーバスは89cmのコンディションの良いシーバスであった。



●RYOMA/ジップベイツ

 ジップベイツの重心移動システム・マグドライブと、アロウズのシリコン皮膜技術を融合させたハイブリッドベイト、リョウマが9月にリリース。プラスチック製ボディでは出すことのできない、アクション時におけるライブリーな攪拌波動で、これまでは獲ることのできなかったターゲットをヒットに導きます。
 また、スリムボディ&リップレスでありながら、マグドライブのもつ低重心構造&ブレのないアクション感度の良さにより、なまめかしくやわらかなクワセ系アクションを発生します。フィールドテストを担当したランカーハンター友草 清一氏にも、納得の性能と言わしめたこの秋イチオシのソルトミノーです。

●サイズ:130mm ウエイト:21g タイプ:スローシンキング 




 

クワセの軟らかなロールアクションをベースとしながらも、若干のウォブリングを入れたことでその存在をターゲットにアピール。そしてアングラーへは、スイム状態を伝達し、夜間の使用でも不安にならない

 

インパクトのあるパッケージなので、店頭でもすぐ目につくはず

ライブベイトを意識させるシリコンハイブリッド

ルアーヘッド部分はスイミング時、水流を一番受ける部分も中心ボディーがなく、完全シリコンで作られている

ノフィンは小さいが水流を確実に掴み、フィールドなどによっては過剰に水圧が掛かる場合、フィンが曲がって水圧を逃がすようになっている

実釣でも、その真価を発揮してくれた

89cmのランカーシーバスをキャッチ

秋のハイシーズン、好釣果をもたらせてくれること間違いなし!

■プロフィール/神村達矢
GENCO契約ジップベイツモニター
志波洲庵OSD.2005.第1戦、2006、第3戦で個人優勝を果たす。一年を通してランカーを常に追い求め、シーバスを叩き出すアングラー
Weblog:CAST & BITE

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