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●いよいよ登場! 専用アイテム 嫁との会話の一部である。我が家では、青物と鮭だけはスーパーで買ってくるが、他は自給自足。それ以外の魚料理は私が担当している。先日試しにこんな話しをしてみた。「チヌ食べるのって好き?」「チヌは嫌い。」「じゃ〜クロダイは?」「ん? 鯛? 鯛は好きよ〜」 秋にチヌペンで釣ったイワシ着きから数えると3匹のクロダイを食べている。もともと魚が得意な方ではないが…。我が家の嫁でもこの程度の知識しかない。同様の質問を社内でしても釣り(食?)に興味のない人間からは同様の答えが返ってくる。当然ARリグだって知らないし、Mリグも聞いたこともない。 さて、もうすぐスミスから新発売となるチヌ専用ジグヘッドとワームが発売となる。現在3月の「乗っ込みシーズン」に間に合わすべく開発を進めてきたが微調整段階にきた。そこで、ここFISH! でその全貌を紹介したい。少し長くなるが、最後までしっかり読んで他の釣りにも生かしていただきたい。最後に予告もしてあります。 ●驚異的なフッキング率向上の裏事情 ![]() Mリグで初めてルアーでチヌが釣れることを知ったアングラーは知らないことだが、ルアーでのチヌ釣りで最も古くから釣られているのはジグヘッドだ。「プラグで釣りたい」で生まれた松尾道洋氏の考案リグでネットや紙面で認知された。テンポよくスレのないチヌはたくさん釣れた。しかし、3年目となりスレを感じることが多くなってきた。 一方2年目を迎えているARリグも徐々に実力を理解され、溶け込んできた。その背景に、やはり釣れるということもあるが、「リグセットが簡単でランニングコストが安い」ことがあげられる。シーバスルアー1個の値段で十分楽しめるからだ。そのせいか、私の周りに限らず女性アングラーをはじめ、ルアー初心者から上級迄満足してもらっている。 クロダイを狙う場合、現状ARジグのフックはベターではあったがベストではない。ARリグとしてベストなフック開発が一昨年の夏終わりから始まった。そして今ようやく完成も後わずかとなった。 ●ウエイト ARリグで仕様しているARジグは3g、5.5g、8g。ボトムに与える圧力がある一定以上の重さを超えると極端にバイトが減る現象が起こる。チヌの最も多い水深、流れ、活性にウエイトをあわせないと見切られるのだ。ジグヘッドでのチヌの場合8gでは少し思いと感じ今回は7gを採用。これによりバイト・フッキング共によりアップし、キャッチ率を上げることができるはずだ。 ●リップ ARジグがボトムノックするジグヘッドとなる仕組みは、ヘッドの下部にあたるリップの固定部分によるもの。比べていただければわかるが、現行の8gは泳ぎに特化したリップサイズでノックが強すぎる。そこで5.5gのリップを8gに試すとノックピッチはほぼ変わらないが5.5gより強いノックをさせることに成功した。根掛かり回避能力もほとんど変わらない。これは流れに強い7gのARジグのヒントとなった。これだけで、さらにバイトを増やすことができたのだ。
●ロングシャンク NEW-ARリグはロングシャンクを採用している。ストップ&ゴーの『止め』では電撃フッキング。リグが動いている状態であるデッドスローリトリーブやスローリトリーブではスイープフッキンングが基本となる。ただし、フッキング体勢にはいる時ラインテンションがどのように掛かっているか。これによってフッキングを使い分けてほしい。ラインがリグと真っ直ぐの状態であれば捕食した瞬間にフッキングすればいい。しかし、遠くでのバイトでは、ラインが風や流れでラインが緩み水圧は掛かれど、シャンクが短いとミスフッキングすることが多くなる。そのためスィープフッキングをおすすめだ。最もバイト数が多いアングラーとリグの角度、リグとのバイト距離を考え、口の横に掛けやすくした方が万人に向くと判断。そのためのロングシャンクにしている。これはARジグに合うように、1mm単位の検証を半年以上の時間を使い最も気を使った部分だ。
●フックテーパー テーパーの設定はクロダイの口の形状と捕食姿勢によって決定するものだが、ボトムノックするジグヘッドであるARジグは棒引き又はストップ&ゴーで強いバイトを得ることができる。魚の口の周りには神経は通っていないといわれている。口の周りとは血の出ない場所。つまり顎の奥にあたる部分ではなく唇と頬あたりだ。チヌの反応を見ても、それとわかる泳ぎをする。浅く掛かれば咥えたままだが、奥深く掛かれば大暴れする。 貝類でもバリバリと割る硬く強い歯をもつチヌ。ファイト途中でバレル原因の多くは、その部分にフックが貫通しきらない状態だ。甘く掛かった状態でファイトしてしまう時に起こることがほとんどどなのだ。クロダイの口は唇も厚く、皮一枚でも十分にキャッチできる。そのため、触れば掛かるようにテーパーをより鋭くし、フックを口の中で滑らせ向こうアワセで乗るように微妙にネムリを入れてある。ソフトリップとの高さとゲーブ巾を適度狭くにした効果でフッキングさせやすく、且つフックの寿命を延ばすように考えてある。 ●業界初、ARリグ専用ワーム ARリグ専用ワームとして業界初となる専用ワームだ。見た目はシャコというより、クロダイの大好物であるスナモグリ(ボケ)に近い。名前は「あまじゃこ」だが(笑)…。まずは装着した画像を御覧いただきたい。ヘッド横を抱きかかえるようにさせてある。これはヘッド自体が横に倒れにくく、リップとの相乗効果で更に根掛りしにくく、フックが上を向く補助と一度のアクションで2度水流を起こす構造になっている。もともとリップ自体が余分なものを拾うことはなく、ボトムを這うヒトデやナマコ等、余分な外道はアクションの一つとして利用してしまう。ボディー全体にリブを入れてありエビに近く、ザラつきを持たせたビブラートするアーム。良く動く6本の足と3本の触手によって、『止め』に入った時の『食うか食わないか』の判断を側線に訴え、チヌの脳に『食う』へのスイッチを入れさせてやることができるのだ。 ![]() 実際ガルプサンドワームとの検証でも通常使用であれば、同等のバイトが得られている。触手の部分が長すぎないためフッキング率はかなりいい。フックを抜く位置を画像のように頭部の4分の1程度の部分に抜けばバイトがあった時点でオートマチックにフッキングしていると感じるとれるだろう。すでににサンドワームとのローテーションで欠かせないワームとなっている。
●クロダイ&キビレのロッドアクション 即アワセやスラッグが出やすい状況では、ダンシングブリームでいうと『剛』が抜群に合う。逆に『柔』では特にオートマチックフッキングしやすい。ただ上級者になれば、完全にフッキングさせるまでの時間が長くとれるため、余裕をもってフッキングからランディングまで、チヌロッドとして最大限のファイトを楽しむことができる。NEW-ARジグはこの2本を中心に開発してきた。使った人にしかわからないがロッドとの愛称は最高! 自信をもっておすすめします。 厳冬期のクロダイ『デッドスローで食ってくることが多いのに対し、キビレは瞬間的な逃げに好反応しめす傾向が強くある。キビレが多くをしめる河川においてはストップ&ゴーやリフトフォールがシャコやカニを逃げるように似せ、『追わせと食い』を演出させる。 また逆に係留ロープのアンカー付近やシモリの影でスピードを落としたり、スラッグだけで細かくシェイクする。これは『隠れる』『追い詰める』になる。ただしあくまで棒引きが基本であることをお忘れなく。 ●今後の状況 この記事を御覧頂いている頃は立春になっているはず。桜の開花までには始まる『のっ込み』。今年は早いはず。河口域はメバルと同じく乗っ込みが一番早いエリアとなる。大型のクロダイが狙えるシーズン。何度も言うが、クロダイはハードボトムやストラクチャーを好む傾向にある。オープンエリアでは『地形・回遊・潮位』を読むことが必要となるが釣りやすい場所。ハードカバーでは読むことは少なくてすむがテクニカルな場所。ARリグファンの方々、開発に協力していただいた方達、本当にお待たせしました。NEW-ARジグはチヌの為のフックです。是非『本物』を体験してみてください。また、もうすぐメバル用のとんでもないメタルバイブレーションが出るので、こちらも買いだ。発売は2月中旬で、あと少し。次回はメバルを書いてみようと思うが、売れ筋4種のメタルバイブレーションで、延べ7人同時検証を34時間しているが、メバル用メタルバイブとしてはダントツ(約5倍)の釣果を出している。先におすすめしておくが、これは絶対に『買い』である。詳しくは次回! ![]() |
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