![]() |
![]() |
| ●エキスパートに贈る掛け調子コンセプト 今回のロッドインプレッションではオールラウンドモデルである”トラウティンスピン フィールドリーム ノイエ FNL-60”をご紹介しよう。 ●エキスパート用掛け調子たる由縁 このロッド、スプーンに触るトラウトを全て拾っていくといった印象で、繊細な極細ティップから粘りのあるベリー、 そしてバットへと力の移動がスムーズなスローテーパーロッドだ。極細チューブラーティップの弱点であったリトリーブ時のブレも少なく、微かな変化(アタリ)を伝え、掛け合わせに持ち込める感度を持つ。ベリーからバットの粘りと適度な張りが軽量スプーンを楽に飛ばせるキャスタビリティーをすぐに体感できるだろう。 特筆すべきところは、スプーンと共にエリアトラウト攻略の大きな武器のひとつ「エリアクランク」に対応しているところ。プラグを扱う際にロッドに求められる重要な要素はベリーの適度な粘りと張り。硬すぎると本来持つプラグの動きが出せないし、掛けてからもバレえきやすい。逆にじゅう軟らか過ぎると小さなアタリでのフッキングに問題を生じてしまう。 FLN-60はスプーンの僅かなアタリもキャッチする高感度極細ティップを持ちながらも、ベリーのバット側から少し粘りを強化してクランクにも対応している。これにより振りぬけが非常に良くキャスティングもスムーズだ。 ■ライトライントラブルフリー”チタンフレームSIC&LDBガイド”の最強コンビを採用 エリアトラウトフィッシングでは超ライトラインを使うアングラーが多い。さらにライトウェイトを多用するのでライントラブルに悩まされることも少なくない。その細いラインのわずらわしい絡みつきをLDBガイドが解消してくれ、トラブルフリーで釣りを満喫できるのがありがたい。また、近年では極細のPEラインやフロロカーボンを使うアングラーが増えているので、 そういったラインシステムを多用するアングラーにはナイロンラインを使用している私よりもストレス軽減効果は絶大だろう。 ■テーパーデザイン キャスティングの際はファーストテーパー寄りの印象で、ルアーをコンパクトにキャストできる。しかし、トラウト負荷がロッドに乗ったところで全体的にベンドし始めスローテーパーへ可変するようなイメージだ。フックアップ直後、勢いよく走るトラウトをスムーズにいなしていく。繊細なロッドバランス・セッティングが心地良い。 ■冬でも冷たくないグリップ 冷たいロッドを握っていると指先の感覚まで無くなり、微かなバイトを捉えられなくなる。ノイエのリールシートはハイグレードオールコルクグリップを採用していて、握り込む部分の金属露出が少なく、寒期の釣りでの冷たさを最小限に抑えてくれるので、長時間の釣りにも集中力が途切れることがなく、非常に快適で釣りこぼしが減るように思う。 ●基本設計がしっかりとしたロッド 対象魚種を問わずロッドインプレッションの際にいつも確認する項目がある。それは基本性能を備えたロッド設計であること。ご覧の皆さんはご存知だと思うが、その基本性能とは何かを復習してみようと思う。 @ティップセクション、ベリーセクション、バットセクションが個々の仕事をしっかりと行い、かつベントカーブが綺麗なこうを描き、魚へ主導権を握らせずダメージを最小限に抑えられること。 Aフックアップ力=バラシが少なくアゴを貫通するフックアップ力。 B微かなバイト・地形変化を察知する感度 C絡みなどのトラブルを回避できるガイドセッティング D折れないこと/タフであること E軽量であること 長時間釣行の疲労軽減し、集中力を持続できる。 Fアクションの表現力・再現力 個々のルアーの能力を引き出してくれる。 G開発者/各モデルのコンセプトが伝わってくること・明確化されていることコンセプトが理解できなければ開発時想定されている能力は引き出せないのは当然。 @〜Gの項目については私がロッドに求める最低限の項目であり、他にもたくさんある。 これらがクリアできていないロッドでは集中力が続かなかったりするし、ここぞという食わせのタイミングでアクションを思い通りに表現できなかったり、フックアウト頻発などのストレスにストレスを重ねることとなる。キャスティング〜ランディングまでが釣りであると思うし、すべてにおいて高性能を持ち合わせているロッドが理想であり、アングラー個々の特色を生かして、延ばしてくれる「自己表現を可能にしてくれるロッド」を選択するべきだ。 ●実釣 日曜日はかなりの強風が吹き荒れていたため、近場のフィッシュオン王禅寺へ釣行。 風速は8mほどあり、釣り自体あきらめたアングラーも多かったことだろう。午後3時にフィッシュオン王禅寺に到着したが、さすがにアングラーは少ない感じだ。 早々に支度を済ませ釣りを開始。全体を見回すと、近年流行しているボトム系の釣りをしているアングラーがいない。そうなれば魚は表層〜中層に浮いているだろうという事で表層の釣りからスタート。 ルアーはスミス「MKスプーン0.9g」で強風に悩まされること確実(笑)。ただ、水面が波立っているので魚は警戒心が弱いだろうとの想定のもと0.9gをチョイスした。また、中層を引いている周囲のアングラーはあまり釣れていない状況だったのも表層から釣り始めるのがいいだろうと思わせた要因の一つ。 風上から1キャスト目、MKスプーン0.9gが風で吹っ飛んでいく。トレースコースに気を配り引いてくると、いきなりレインボーがヒット!! ”トラウティンスピン フィールドリーム ノイエ FNL-60”がきれいに曲がる。ナイスジャンプを繰り返す元気なレインボーだった。その後も1〜2キャストで連発し続け、釣れなくなったらMKスプーンKIRA0.9gにチェンジすると釣れ続けるといった具合でめちゃくちゃ楽しい! 周囲のアングラーはアタリが取れないのか、バイトが出ないのか分からないがあまりヒットシーンが見られない。 風でラインはフケているのだが、自分のロッドには微かだがバイトが出るのでフックアップできていた。ノイエの賜物か? この日のパターンはブレイクまで引いてきて、ブレイクの上でルアーの軌道を変えてやると、おもしろいようにバイトが出た。まさに食ってきたのではなく、「食わせる釣り」が効いたのだろうと思う。フィネストラウティングの中でも”攻めの釣り”と”受身の釣り”が存在し、この特殊な釣りをも”トラウティンスピン フィールドリーム ノイエ FNL-60”が具現化してくれるだろう。 近年はエリアトラウトブームで、アングラーが急増している。そんなハイプレッシャーの中ではバイトを多く出す、バイトを多く取ること自体難しくなっていることに気が付いているはずだ。自分の釣りを120%引き出してくれるツールが”トラウティンスピン フィールドリーム ノイエ”。このロッドを使えばスキルアップへの近道になると断言できる仕上がりだし、エリアトーナメンターもの一度手にとってもらいたいロッドだ。”トラウティンスピン フィールドリーム ノイエ”でバンバン釣りまくって周囲のアングラーを驚かしてみるといいだろう。 釣行データ ●釣行日:2008年2月24日 天候:晴天(強風)●ポイント:神奈川県川崎市・フィッシュオン王禅寺 ●タックル ロッド:スミス/フィールドリームNEUE FLN-60 リール:ダイワ/月下美人2004 ライン:ナイロン 3lb ルアー:スミス/MKスプーン 0.9g MKスプーンKIRA 0.9g ![]() |
|
|
Copyright (C) 2008 OFFICE GENCO. All Rights Reserved.
|