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●トップゲームはおもしろい! トップゲーム。つまり、水面に浮かせたルアーにバイトさせる釣り方を言う。ルアーマンが最終目標とするゲーム選択だ! トップで食わす醍醐味は、なんと言っても『視覚的刺激』が大きい。食わせの間を与えてやりながら、トゥイッチとジャークを組み合わせバイトさせる。ルアーの後方から襲いかかろうと水面を盛り上げ、背びれを出しながら追うさまは、まさにジョーズという台詞がピッタリあう。3 年前チヌトップの火付け役の一人だったが、この時の衝撃は今でも鮮明に憶えている。(http://blog.livedoor.jp/seabass626/archives/26577051.html#comments)![]() 山陽というチヌに日本一恵まれた環境に住んでいてチヌのトップゲームをやらないアングラーがいるとしたら、申し訳ない言い方だがモグリだと思う。未経験である方のため、ぜひ非ジョーズのように、襲いかかってくるチヌとの緊張感を体感してもらいたい。そこで今回は、これからハイシーズンを迎えようとするチヌトップゲームを紹介したい。今日ここで伝えることは、チヌをTOPで釣る重要な要点をあげるつもり。つたない文章だが、映像を浮かべながら読んで頂きたい。 ●タックル 【ロッド】:チヌトップ専用ロッドが各社から発売されている。7cm前後の小型のペンシルやポッパーのウエイト、動きに合わせた設計になっているだけに、トップ専用ロッドが有利となる。なければ、ロッドのキャスト適正ウエイトが10g程度あるロッドであれば問題ない。【リール】:2000番〜2500番があればいいが、飛距離・バイトしてからのフッキングを考えると2500番が望ましいと考えている。急な突っ込みをみせる事の多いチヌ・キビレ。無駄にチヌを怒らせないのはロッドとあなたの手首の柔らかさの問題になるが、リールの場合、軽さとドラグ性能は高ければ高い程望ましい。ダイワならカルディアKIX・シマノならバイオマスター以上であれば十分。 【ライン】:強度的にはナイロン・PEともに6〜10LBあれば十分。ただしナイロンの場合、特にペンシルを動かす際、ロッドを少し大きめに動かす必要がある。7cm前後のトッププラグを細かくダートさせるには、スラッグ(ラインの弛み)が必要になる。しかしナイロンの場合伸びによりこのスラッグが吸収されやすく、ロングキャストした場合、操作しづらいことがでてくる。魚へのプレッシャーや操作性を考えると多少風の影響は受けやすいが、PEをお勧めする。風の強い時のトップゲームは成立しにくいのも理由の一つだ。 【ルアー】:トップゲームを成立させるにおいて、大きく2つのトッププラグに分けることができる。プラグのカップ(口部分)が大きいポッパーとその受けをなくし、引き波を滑らかにするペンシルだ。 ![]() ●ルアーの使い分け ポッパーポッパーは集魚力が高い。カップ音がミソで、チヌがベイトと捕食するさい「ジュボッ」っという吸込み音をだす。活性の高いチヌが周りにいれば、奪い合う性格を本能的に持っているチヌ・キビレはその音に敏感に反応し近寄ってくる。そこに対抗馬となる別のチヌが近寄れば、我先効果が増しバイトしてくる。また、音とともに出すスプラッシュ(水しぶき)やダイブによる泡により、ペンシルでは気づかすことのできないアピールができるのも特徴だ。 ただし、活性の低い場合派手な最初のワンアクションだけに留めたい。派手なスプラッシュを続けることはチヌにストレスを与える原因となってしまう。これは厳禁である。少し波立っていたり、水深のあるアピールの欲しい時や、濁り気味の場合に使いたい。捕食ベイトがボラ稚魚・ハゼ稚魚・エビ・跳びハゼ・カニ等のベイトが不確定な場合に有効。 山陽では6月後半から9月中旬頃の実績が高い。地形変化に付く、食わせ場所が短い場合や急流の瀬を攻める場合に有効。 ペンシル 近年チヌのスレを感じないだろうか?夜に関しては、一人で二桁釣るなんて事はARリグを使ってですら根気がいるようになってしまっている。昼間のトップゲームに関してもその影響が出てきてもおかしくない。エリアによってはこの時期で既に、ポッパーよりもペンシルの方に反応が良い場所さえ出てきているようだ。ペンシルは首振りの幅により波動を大きくも小さくもできるルアーで、スレたチヌに効く。水質がクリアで、水深の浅い(15〜50cm)で水質がクリアな場合に使いたい。捕食ベイトがボラ稚魚・子イワシ等の魚系に有効。山陽では7月中旬から12月初旬頃実績が高い。シャローフラット(広大な浅い場所)で、追わせる距離が長い場合や、急流の瀬付近のヨレやタマリを攻める場合に有効。 ●アクションはロッドが作る チヌのトップゲームにおいて、アクションによって、釣果に大きな差がでる。隣に並んで5対0なんてことも珍しくない。アクションが単純なだけに奥が深い。特にポッパーゲームになると、その差は顕著にでてしまう。ペンシルにおいても差はでるが、左右にダートさせる技術を一度身につけてしまえば、スピード変化のみで対応できる。したがって皆が楽しめるプラグであると考えている。ペンシルをダート(首振り・スライド)させる必要がある。大きな要因は、前にも揚げたがスラッグ(ラインの弛み)である。ロッドティップ(竿先)を前後に動かしながら、ロッドを揺らすリズムよりハンドルをゆっくり巻くこと。手元は小さなカナヅチで壁に釘を打つ要領で、手首を小さく、一定のリズムで揺すといい。あとはティップ(竿先)が自然に仕事してくれるはずだ。ルアーフィッシングを始めた頃、ペンシルを小魚のように動かしている動画を初めて見た時、すげぇ〜カッコイイ! と思ったものだ。はじめのうちはリールをゆっくり巻けないかもしれないが、10分も練習すれば、動かせるようになるはずだ。 ●ポイント 最も重要なのはクロダイが釣れる場所を見つけることである。そのヒントを幾つかあげておきたい。産卵を終えたクロダイ達が河口に戻って来るのが6月中旬。この頃河口の水温は20度前後となる。25度を超えだすと一気にチヌの活性が上がりだす。ペンシルやポッパーを食ってくるチヌ、キビレは上(水面)を意識している魚である。つまり魚食性が非常に高い一部の個体達なのだ。そして夏真っ盛りの現在。主力ベイトとなるのはボラ稚魚。トップでチヌを狙う場合、潮位の低い干潮前後が最も釣りやすいことは分かっている。そして潮通しが良い場所。潮が当たる場所に群れで固まることもわかっている。 では、ボラ稚魚は現在どこに多くいるだろうか。水温が30℃を超える河口より居心地のいい場所に多くいる。『潮通し』とは『河口のみ』の場所を示すだけではない。実は、河川中流〜上流。全くの淡水ですらクロダイしばらくの間、生きることができるようだ。これは瀬戸内の干満差がおこす現象かもしれない。放水路の上流の下げ潮がきく干潮時にだってチヌは『釣れた。』という表現は間違いで、実は下げ潮が効く干潮時だから上流の瀬に着いた場所でクロダイが釣れるのではないだろうか?という考えに変わってきているのが、正直な今の気持ちだったりする。過去ログ(http://www.aws-fish.com/html/web-toku/web-toku78.html)も参考にしてみて頂きたい。 ●まとめ 現在、チヌトップ専用ロッドであるダンシングブリーム翔72と汽水域を意識したチヌペンより少し浮力をもたせたチヌペンFWがスミスから発売されている。アクションはチヌペン譲りで申し分ない。ロッド・ペンシルともに、トッププラグをアクションさせるスミスのノウハウを注いだ一本であり、私も一発でOKを出した欠点が見つからないロッドに仕上がっている。余談となるが、自然の変化に魚は順応しようと必死に生きていると強く感じている。![]() ![]() 私達が思う以上に、大変な危機が水面下では起こり、変化し続けているように感じて仕方がない。なにができるわけでもないが、今後とも自然を見続けていきたい。では、今年の暑い夏をさらに熱いチヌトップゲームで乗り切って頂きたい。これであなたも爆釣り間違いなしです! と言っておきます。 ![]() |
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