●末っ子テリフはド派手なアクションでアピール!

 デュオ・テリフシリーズの末っ子 「テリフ RS-125」・・・って書こうと思ったんですが書こうと思ったら既に嶋田御代のインプレが掲載されてました!(関連記事はコチラ
 うっ・・・、参りました。とはいえ、僕は僕ですし、使い方は十人十色ですから僕の視点で書いてみます。
 そもそも、僕とテリフとの出会いはシーバスをはじめた2002年の冬だった気がします。当時は高校三年で某全国誌を参考にしながら地元柳井川に通ったものです。この時参考にしていた雑誌にテリフの広告が載ってたんですね。で、この広告の中の後半の一文「開発に異例の30カ月という歳月をかけ、デュオが満を持してリリースするCustomBait、それがテリフDC-12 Type1です」。なにぃー!となって買ったんですよ。
 でも、当時小規模河川で日中のオカッパリをしていた僕には、「このルアー泳がねぇーじゃん! 不良品?」なんて思っちゃって、それからしばらく使うことがなかったんです。何も知らないって怖いものです。
 そんな僕もおかっぱりからウエーディング、小規模河川から中規模河川へと視野が広がっていく中で、このルアーの意味に少しずつ気づいていくことになりました。よく本とかに出てくるアップクロス、クロス、ダウンクロスなどという言葉これの意味すら知らない頃でしたから仕方もないかもしれませんが・・・。
 そんなこんなで、次に次男のテリフDC-11typeUがリリースされ、今度は少し毛が生えてきた頃だったんですぐ馴染めたんですね。typeUは僕の中で最後の切り札的な存在で、坊主回避やType1やタイドミノーで反応しなかった魚を拾いたいときに重宝するモデル。詳細はまた今度として、なにやら前置きばかり長くなっちゃいましたが、今回の本題は末っ子の テリフ RS-125。
 テリフシリーズの伝統(?)のオフセットリップから急にチタンリップ、そして突出したラインアイ、シリーズ初の重心移動。誰が発表以前に三男の姿を想像できただろうか? 僕も末っ子なんで妙に気が入ります!(笑)。このルアーの実践的特徴としては、潜行深度は最大で約60cm。リトーブ速度やロッドポジション次第でサブサーフェースを柔軟に探れる感じなんで、河川でまずやる気のあるシーバスをこいつでってのが僕的なファーストインプレッション。そして先日の釣行で、これじゃんってシュチュエーションで良い思いをさせてもらいましたので紹介したいと思います。

●ゴロタサーフでランカー連発!

  4/10日 

 昨夜から降り出した雨は季語の春の長雨を思わせるように次第に雨脚を上げながら降り続いた。仕事をしていても窓の外が気になり、
職場の定時を迎える頃には気持ちは最高潮。残業モード漂う社内、後ろを振り返らずに飛び出す。目指すは濁りの入った河口デイデーム♪
 しかし、柳井川は予想を遥かに上回るドチャ濁で潮位すでに高し・・・。潮位くらい見とけよ! と自分で突っ込む。もくろみは雨に散る桜のように儚く、そして人知れず夕刻に散った。そのまま力なく帰宅し、下げ潮が行きだす頃に性懲りもなくまた家を出る。
 河川は降り続く雨の影響でいたる所で吐き出された雨水を受けさらに濁りを増していた。梅雨時期なら飛び跳ねてで喜んでしまいそうな状況だけど水の中も僕のテンションもいまいち乗り切ってない感じ。釣れないことはないんだろうけど、今は魚の入りがよくないというのが僕の見解。
 しばし、川を眺めていて強風に荒れる水面に海側という発想が芽生えた。目指したのは柳井の外れの相浦〜池の浦に広がるゴロタサーフ。激しく降る雨と吹きつける風で白波が立ち、いつもの穏やかな景色はそこになく、なんともいえない胸の高鳴りだけがそこ。いつもとは違う魚を釣るなら今ではないだろうか?

イメージは波に揉まれて力を失うベイトに狂うシーバス?

 暗い海面には白波の白だけがせわしく動く。ハイアピールなカラーリングにウォブンロール、底をすらないレンジ・・・。迷わずテリフ RS-125のハイパーオレンジを選択。レスポンスのいいルアーとしなやかなロッドが波の押し引きを手に伝える。RS-125の波に絡みつくような感触はとても波を感じやすい。とはいえ、反応はない・・・。
 ブラインドチェックをしながら広範囲に探っていくと生命反応が返ってきた。ラインテンションをかけると海面から銀色の魚体が飛び出し、そのまま白波の中に消えた(笑)。
 貴重なヒットだったのに・・・ と嘆きながら同じスポットを再度通すと再びロッドがテップが二段階で弧を描いた。今度は逃がさないよと仰け反ってラインテンションをしっかりかける。うねる海面も叩きつける雨も風も忘れる瞬間。ゴロタでラインブレイクしないように強引に寄せる。普段はバックスペースのない環境が多いので、ズリ上げはできなくてランディングに苦戦するのだが、今日は後退しながら波に乗せてゴロタにズリ上げる。長い・・・、意外にも予想以上の90cm。
 魚に見惚れる間もなく、次ぎを貧欲に求めてロッドを振る。そして、数投でロッドがみたび弧を描く。今度は先程ほどではないがその引きを味わいつつ一気にズリ上げる。目はヒラスズキのようにクリッとしてて愛らしい。
 しかし、すばやくリリース。そしてノックをする鬼コーチのように、「つぎぃ〜!」とバットならぬロッドを振る。

「ズババババッ!」

 3匹目の上顎をしっかりと掴む。撮影時間が惜しいのでここでストリンガーを出すものの、潮止まりが近づいたせいか? 風が少し落ちたせいか? その後ロッドが曲がることはなかった。
 しかし、テリフシリーズで一番アクションの派手なRS-125のハイアピールなウォブンロール・フラッシング効果の高い平面を取り入れたボディーライン・レスポンスの良さがスリムボディーながら荒れたサーフエリアでもその強さを見せてくれた。

穏やかな時のゴロタサーフ。ポイントとなった柳井・相の浦〜池の浦を日中撮影
90cmオーバーを筆頭に連続バイトが楽しめた
新しい武器の一つとしてタックルボックスに入れておきたいルアーだ



ROD:フローハント93ML(アピア)  REEL:セルテート2500R−CUSTOM(ダイワ)  
LINE:シーバスPE15LB(東レ)×シーガーフロロ5号(呉羽)  HIT LURE:Terrif RS-125 TYPET

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■内山 拓樹
プロフィール/志波洲庵OSD 2005 個人戦年間優勝を果たす新進気鋭のアングラー。釣りバカが災いして、ここ一年は車の助手席はいつも釣具。 親から「魚はいいから嫁を釣ってきなさい」と言われる21歳。
GENCO契約デュオモニター
http://www.geocities.jp/rungun_jp/








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