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Mリグについて 使用ルアーの選択と作り方 ●使用ルアーの選択用いるルアーはシンキングミノー。常にボトムを安定した遊泳姿勢で泳がせる為に、私は主に「ウッド製」のシンキングミノーをMリグ仕様にしている。これまでの経験上「ラパラCDシリーズ」が最も安定した釣果をもたらしている為、これから始める方は、まずはCDシリーズのMリグ仕様をお薦めしたい。実績が高いカラーは「GFR」。いわゆるオレンジバックに金絡みのベリー。但し、ポイントのスレを考慮し、幾つかのカラーを取り揃えておいて損はないだろう。 ●作り方 1 純正フックを全て取り外す。 2 ベリー(腹部)のアイにシンカーを固定する。 3 ダブルフックを上向きに装着。 シンカーの取り付けが甘いと、キャストの際・ボトムを這う際に取り付けたシンカーが脱落する場合がある。写真の様なプライヤーを使用すれば、シンカーを腹部のアイの中に食い込ませる様に固定出来る。その為にはCD7を購入の際に、腹部のアイがしっかりと外部に突起した物を選ぶのがベストである。 シンカーはバス用のウォーターグレムリン・735―4をメインに使用しているが、これより重いシンカーを取り付けると、ルアーの動きが制限されてしまうので注意。 取り付けるフックだが、私は貫通性能に優れ、バレの少ないカルティバシリーズを好んで使用している。その都度のチヌのサイズに合わせ、#4〜#6を携帯していれば、臨機応変に対応できるはずだ。尚、フックはこまめに交換を行い、確実なフッキングを心掛けたい。 釣り方・狙い方 釣り方はいたって簡単である。まずはキャストし、着水後にテンションフォールさせる。(フォール中のバイトを獲る為)。ここでバイトが得られれば、後に追い喰い傾向となる場合もあるので、着低までは軽くラインを張っておく。ルアーの着低を認識したらリトリーブを開始するのだが、日中ならば、やや早めのリトリーブを心掛け、夜ならばスローに引いてくるのが基本的な釣り方である。ルアーを引いている最中は、常にボトムの「コツコツ感」を手元に感じながらの釣りになる。シャコを演出させるのならば、これは日中・夜を問わず共通する所で、砂煙を立てながら、ボトムを切らないことを意識してやればバイトが得られるはずである。 具体的に「どの様な狙い方をすれば良いか?」だが、効率よくバイトを得るには、一箇所で粘らない事。チヌは非常に警戒心が強い。集中的に同じ場所を攻め続けると、必ずバイトが遠のいてしまうので、何投かしたら10m間隔で移動して行く方法もあるし、ルアーを通すコースを変えてやる事も釣果を伸ばすタクティクスの一つである。また、チヌはストラクチャー(障害物等)に着いている事も多いので、係留船やイカダ廻りを攻めるのも有効と言える。 チヌのバイトだが、この釣りでは、早合わせは厳禁。最初のバイトから追わすのが確実なフッキングとなる。出方としては、リトリーブ中にボトムをタッチしている中で、RODを持って行く様なバイトが中心となる。この場合は、いわゆる「巻き合わせ」のフッキングとなり、後に追い合わせを入れる。ルアーを追う習性を持つチヌに関しては、「乗るまで合わせず、乗ったら合わす」感じが良く、小さなバイトを即アワセしても、ランディングに至るまでにとり逃す事が多い。これは場を大きく荒らしてしまうので注意したい。ただし、低活性時や、チヌの魚影が薄い地域はこれに当てはまらず、追わない(個体数が少ない)場合は、最初のバイトが大事になる為、貴重なファーストバイトで掛ける場合もある。 ●POINTについて 重要なのは、そのエリアで「ボトムが引けるかどうか?」である。いかにシャコが多く生息するエリアであっても、掛かり必至のポイントでの使用はルアーのロストを重ねるだけだ。こういったシチュエーションでの使用は避けていただきたい。写真の様に(広島元安川・京橋川合流地点)シャコ穴で覆われた干潟が最も有効だが、これには地域差がある。低質が硬く、ルアーのリップ部分がボトムにめりこむようなエリアは有望ではないので、「干潟・硬い低質」をKEYとして、Mリグを楽しんでいただきたい。 ●タックルシステム この釣りで意外と重要なのはタックルバランス。現在、ラパラにおいて、チヌのMリグ専用RODを手掛けているが、そもそも専用とはなにか? コンセプトは様々だが、ラパラで手掛けるRODは、チヌ特有の「追い喰い」のバイトが取れるティップセクションと、大型のヒットが多い「ルアーでのチヌのプラッキングゲーム」・「護岸からの釣り」を考え、それを満たすことができるように試行錯誤している最中。発売は6〜7月を目指している。 ラインシステムはPE0.4〜0.6をメインに使用しているのだが、これはボトムの情報や、ルアーの飛距離を稼ぐ事を前提としており、その必要のないPOINTならば、ナイロンライン6〜8LBでも問題ない。ともに、ショックリーダーは不可欠で、12〜16LBクラスのフロロ(1m〜1.5m)でシステムを組み、ラインブレイクに対応している。 以上、文章で表すと、何とも難しい・ややこしい釣の様に思われる方もいらっしゃるかも知れないが、実際はPOINTの選択に間違いが無ければ「投げて巻くだけ」で釣れてしまうリグである。最盛期こそ過ぎてしまったが、10月もまだまだ狙う価値があるはず。 最近では「エサ師」の方々もチヌをルアーで狙う光景が見られるようになり、心底チヌという魚の奥深さ・垣根のなさを感じている次第。 瀬戸内が誇るチヌ。ぜひ皆さんも色々なメソッドで楽しんでみてはいかがだろう。 |
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